好きな仕事vsお金を稼げる仕事

こんにちは。タカオニイ（@takaoniey）です。

今回は好きな仕事vsお金を稼げる仕事の話です。

ぼくにはわりと好きなことを仕事にして働いている友人がいるのですが、なかなかブラックな労働環境でして、はたからみていて本当にその働き方でいいのか？と思えるような働き方をしています。

本人に聞いてみたら、わりとその働き方で満足しているみたいなので、本人がいいならひとまずまあよしですが、とはいえ個人的にはその働き方には疑問に思う点が多々あります。

上記のような悩みを持つ人の参考になれば幸いです。

好きな仕事vsお金を稼ぐことのどちらが大切か？

友人の仕事は以下のとおり

• 好きな仕事だけど月給20万(総支給なので手取りはもっと少ない)の1日12時間労働。基本週5勤務だが、週6になることもまあまあある。
• ボーナスは完全歩合制で、全くない人も珍しくない。
• ミーティングや会議は上記の勤務時間には含まれず、別の時間を設けて行なっている。

そのため友人は休みの日に会議を入れられることが多く、実際の休みという休みはほぼないに等しい。当然プライベートなんてありゃしません。

どうでしょうか？

ぼくはいくら好きな仕事だとしても上記のような働き方はゴメンだなと思うのです。

若いうちは気力と体力があります。だからといって、この働き方を続けても年をとるにつれて体力も落ちてきて、いつか体を壊します。なので早めに辞めて他のことをやるべきだというのがぼくの意見です。

友人は聞き入れませんけどね。本人は割と満足して働いているので。

友人は実家暮らしで特にお金のかかるような趣味もないし、そもそも自由な時間がないのでお金を使わない、使う暇もない。それでもそれなりに満足な生活ができているようです。

それどころか少しずつ貯金もしているとか。

ほんとすごいよ。

まずはそれなりにお金を稼いで生活を安定させること

最初に目指すべき働き方は「普通に働いて、普通に給料をもらい、普通に貯金できる状態」かなと思います。

友人の仕事を時給換算すると大体780円くらいでした。

上記のとおりなので、本人が満足していてもそれは現時点での話であって、未来がある働き方とは思えません。

個人的にはすぐにでも辞めて他の嫌ではない仕事をしつつ、ある程度余裕のある生活をすることをおススメします。

生活が安定してきてから、好きなことをやればいい

生活に余裕が出てきたら、また好きなことをやりつつ、「好きなことで稼ぐこと」を目指すのがいいのかなと思います。

情報化社会なので、好きなことで稼ぐ方法は世の中をみればどこかにその方法が見つかるでしょう。

世の中にネットが普及してからというもの、個人が得られる情報がとてつもなく広がりました。

必ずといっていいくらい、自分のやりたいことで稼いでいるすごい人が先にいて、ノウハウが公開されていることがほとんどかなと思います。

それをまずは真似してみればいい。真似しつつも試行錯誤して自分なりにノウハウをアレンジしたりしていけば、少しずつ目標に近づいていけるのではないでしょうか。

• 漫画が好きなので、漫画を描いて稼いでる人を真似る
• 本が好きなので、本を書いて稼いでる人を真似る
• ゲームが好きなので、ゲームで稼いでる人を真似る

こんな感じですね。

まず成功してる人の真似をしてみて、自分なりのアレンジを加えつつ、世の中に情報を発信していくのがベターと考えます。

そうすることで自分により良い情報が回ってきやすくなります。

はじめは好きなことだけではおそらく稼げないという事実

漫画が好きだから、漫画家を目指して漫画家になり、稼げるか？

現実は大半の人はプロの漫画家にすらなれません。さらに漫画家になってONE PIECEで有名な尾田栄一郎さんのようにバカ売れする作品を作れるか？

本が好きだから、プロの小説家になれるか？さらには売れっ子作家になれるか？

ゲームが好きだからといってプロゲーマーになれるか？e-Sportsブームがきてゲームで稼ぎやすい時代になってきているとはいえ、ゲームで稼げて生活できている人はどれくらいいるか？

目標としては素晴らしいと思いますが、問題点があり、それは「非常に狭き門でほとんどの人は到達できないこと」です。

テレビや雑誌、ニュースなどをみたらその分野の達人が紹介されているかもですが、それは「上位0.01%」とかです。

その道を目指している人でも1万人に1人とかしか到達できない領域。

そこを目指してもいいですが、かなりシンドイかなと。

それよりも、「好きなことをしている姿や情報をSNSなどで発信して稼ぐ」やり方の方がよっぽど再現性が高いし、ハードルが低いように感じます。

お金のためにはたらくことはある程度しかたないこと

好きなことで生きるのは心地よいでしょうけど、いきなり仕事を辞めたりすると、ガチで生活がしんどいし、お金に対する不安感がすごくて精神的につらくなるでしょう。

そもそも、好きな仕事で生きていくことvsお金ということを考える根幹となるものとはなんでしょうか？

人間はひとりひとり国や種族、文化、考え方は違えども、幸せに暮らしたいと思う気持ちはみんな同じだと思います。

となるとその理由は「自分の理想とする幸せを実感しつつ暮らしたいから」だと思います。

その幸せを手にする方法として「好きなことをする」or「お金を稼ぐ」で天秤にかけている感じ。

それなら極端にどっちかに振り切る必要はなく、ぼくは「嫌じゃない仕事をしながら、それなり稼いで生活の安定を確保し、ほぼ定時で帰る」で、さらに「好きなことを仕事の後の時間や休日に頑張りつつ、できれば稼ぐ」みたいな感じがいいのかなと思います。

人生100年時代と言われるくらい、長生きする時代ならば

人生はどんどん長くなっています。人生100年時代に突入しているくらいですからね。

ならばそんなに焦る必要もないのかなと最近は思うようになりました。

• 食べ物に困らないくらいの収入を得る
• 嫌でない仕事をしつつ、残業も負担になる程はしない
• 自分の時間を確保する

極端に考えてしまいがちですが、「自分の理想とする幸せを実感しつつ暮らしたい」を実現するためには最低限上記の項目を満たせばわりと達成できるのではないかなと思います。

食べ物に困ると栄養が偏り、イライラしたり思考がまとまらなかったりしますので、ここは最低ライン確保しなければいけないですね。

嫌いな仕事だとストレスがかかるので、ある程度嫌でないと思う仕事についた方がよく、また残業が多いと自分の時間を確保できないだけでなく、睡眠不足にもなりやすく、ストレスが大きくなり何をやるにしても集中力が低下します。

まとめ

人生長いので、焦る必要はなく、少しずつ目標に向かって進めばいいのではないでしょうか。

焦って物事が良い方向に転じることは経験上ほぼありません。

焦らず、自分のペースで目標に到達できるように日々努力していきましょう。

最低限の生活を確保してストレスのすくない生活を送りつつ、好きなことで稼げるように活動を継続していきましょう。

人生はきっと自分たちが思っている以上に長いんじゃないかな。

焦らず、目の前のことをじっくりやりましょう。立ち止まることも悪くない。立ち止まるということは思考しているということなので、前進する上で必要なことです。

今回は以上です。ストレスのすくない生活を送るために、日々努力しましょうというお話でした。