ぼくは中学生の時に初めて携帯電話を持ちました。当初は画面が白黒のガラケーでしたが、今はフルカラーで機能が充実しているiPhoneを使っています。
携帯のみやすさや利便性は、ぼくが使い始めた頃からは比較にならないくらい進化しました。
しかし携帯の進化とは逆に、ぼくの使用しているキャリアはなんとdocomo一筋20年でした。
少し前まではdocomo、au、SoftBankくらいしかキャリアがなかったので、ぼくだけでなく多くの人はその中からキャリアを選んで使っていたと思います。
そしてそのまま流れで、初めに選択したキャリアをずっと使っているユーザーがほとんどではないしょうか。
大手キャリアだと月々の使用料金が1万円を超えたりします。積み重なると年間10万円以上とかなり大きいですよね。
これを見直して安くできれば、月々の固定費が削減できて生活が楽になり、安くなった分だけ貯金や旅行などができたりします。
今回は上記のような悩みを解決する記事になっています。
僕はこの記事の方法でdocomoからU-mobileに乗り換え、いろいろ契約していたオプションなども解約することで携帯にかかる費用を年間10万円以上安くすることができました。


JOYSOUNDとか、いつから契約してたかわからないレベルで、使ってもいないオプションに何年も支払いを続けていました。
格安SIMへの乗り換えをした結果、よくわからないまま契約していたオプション全てを解約できたのも大きかった。これだけで月3000円近くを何年もの間、払っていました。
以前とはちがって、今は大手キャリアだけでなく、通信量を安く抑えられる格安SIMがあるので、とてもオススメです。
ぼくがdocomoユーザーだったため、記事の内容はdocomoからの格安SIM移行となってます。とはいえ、他キャリア(au、SoftBank)からの格安SIMへの移行も基本は同じなので、移行の方法は問題なく理解できると思います。
今の携帯料金がU-mobileへの移行で年間どれくらい安くなるか見てみる
目次
U-mobileを選んだ理由
数多くある格安SIMからU-mobileを選択したのは、docomoの回線を使っているタイプの格安SIMでは最速との評判で、人気のY!mobileより安かったからです。
料金面と実用性のバランスからコスパがいいと判断したので、docomoの回線をそのまま使いたい方にはU-mobileがオススメです。
格安SIMとは
格安SIMとは、ICカードという「SIMカード」を使った低価格インターネット・通話サービスのことをいいます。
SIMカードは、スマートフォンやタブレットなどの中に入っている小さいICカードで、LTE・4Gといったモバイル回線を使ってインターネットや通話をするには、実はこのSIMカードが必要になります。
なのでdocomo、au、SoftBankなどのスマートフォンには、購入した時からすでにSIMカードが入ってます。
近年、さまざまな企業(MVNO)がSIMカードを使ったインターネットや通話サービスを提供するようになりました。
これらの企業が提供しているSIMカードを使ったサービスは、大手キャリアよりも安くインターネットや通話サービスが利用できるので「格安SIM」と呼ばれています。
格安SIMの支払いは、クレジットカードになりますので注意しましょう。クレジットカードがないと格安SIMの申し込みができません。
格安SIMには音声通話SIMとデータ専用SIMの2種類がある
「音声通話SIM」とは、ネット・通話どちらもできるSIMのこと。「データ専用SIM」とはその名のとおりネットのみに使えるSIMで通話ができません。
どちらを選ぶかは普段、電話するかしないかで判断すればいいと思います。
電話はLINE電話だけあれば充分というひとならば、データ専用SIMで問題ないですね。
逆に、今の電話番号を仕事で使用している人などは音声通話SIMを使用すればいいと思います。
どのプランでも大手キャリアより通信費はかなり安くなります。
番号そのままで格安SIMに乗り換える際はMNPに注意
MNP(携帯電話番号ポータビリティ)とは、携帯電話会社を変更した場合に、電話番号はそのままで、変更後の携帯電話会社のサービスをご利用できる制度のことをいいます。
いくつかの手順が必要ですが、格安SIMへ乗り換えたとしても、この制度を利用することで今までと同じ電話番号を使えます。
格安SIM(音声通話SIM)への乗り換え手順
格安SIM(音声通話SIM)への乗り換え手順として
- MNP申し込み
- SIMロック解除
- SIMカードの差し替え
が必要になります。順を追って説明していきます。
データ専用SIMならば、SIMカードの差し替え以外の手順は必要ありません。
MNP申し込み
MNPをするためには、移行前と後で手続きが必要です。手順は
- 移行前の通信事業者からMNP予約番号を取得
- 有効期限内に予約番号を使用して移行先の通信事業者に申し込み
となります。
まず、移行前の通信事業者でMNP予約番号を取得します。
これは、大手キャリア(docomo、au、Softbank)であれば予約番号を発行してくれる専用電話窓口があるので、店頭まで足を運ぶ必要はありません。
MNP相談窓口
Softbank | Softbank携帯電話から 5533 フリーコール 0800-100-5533(無料) 午前9時~午後8時(年中無休) |
au | au携帯、一般電話共通 0077-75470(通話無料) 午前9時~午後8時(年中無休) |
docomo | ドコモの携帯電話からの場合 (局番なし)151(無料) ※一般電話などからは利用できません。 一般電話などからの場合 0120-800-000 午前9時~午後8時(年中無休) |
キャリアを解約してMNPする場合は、キャリア側に必ずMNPで乗り換えることを伝え、予約番号を発行してもらいましょう。
もしくはWeb上で、それぞれのキャリアのホームページからMNP予約番号が発行可能。簡単にMNP予約番号を発行できます。
My docomoからのMNP予約番号発行の手順
My docomoからすぐにMNP予約番号を発行できるので、まずアクセスしましょう。
ぼくはスマホから行いましたがパソコンからでも同じです。
ドコモオンラインの画面から【その他のお手続きはこちらから】へ進み、しばらく画面下の方へ進んだところにある【携帯番号ポータビリティ予約(MNP)】を選択します。

移動先ページの最下部で【ドコモオンライン手続きトップへ】をタップすると自動的に、PCサイトに移動します。

「解約お手続き」をタップします。

ナンバーポータビリティのページで【お手続き内容を確認】と希望する【受付確認メールの送信】にチェックを入れて「次へ」をタップします。

内容を確認して【手続きを完了する】をタップすれば、MNP予約番号の発行が完了します。

完了すると、先ほど「受付確認内容メールの送信先」でチェックを入れたメールアドレス宛にお手続き完了のメールが届きまので、そこに記載されているURLから、【MNP予約番号】と【MNP予約番号の有効期限】がチェックできます。
メールでチェックできるMNP予約番号で格安SIMを申し込んだらMNP転入は完了です。
SIMロック解除
大手キャリアから格安SIMへ乗り換える場合、現在使用しているSIMカードから格安SIMへ入れ替える作業が必要になります。その際、SIMロック解除が必要になってきます。
ぼくはdocomoに電話して、電話の指示に従って行いました。
担当者が懇切丁寧にこちらの携帯画面をミラーリングしながら教えてくれたので、とてもスムーズに行うことができました。
ミラーリングのためにあんしん遠隔サポートというアプリが必要になるので、電話でSIMロック解除を行う場合、アプリが入っていないのであれば、あらかじめインストールしておくとスムーズにことが進みます。

docomoの担当者がミラーリングにてSIMロック解除の指示を丁寧にわかりやすくしてくれた上に、sp決済で登録していた着メロサイト(利用しておらず、毎月お金だけ払っていた)なども発見してくれて、全て解約できたのでとても助かりました。
SIMカード差し替え
上記の作業が終わった後、申し込んだ格安SIMが届いたら、現在挿入されているSIMカードを取り出して、差し替えて作業完了です。
SIMカードの差し替えは、携帯を買った時に付属でついているSIM取り出しツールの先端を本体の穴に差し込んで押し込むとSIMトレイが開きます。その中に入っているSIMカードを新しいSIMカードに差し替えて作業終了です。
SIM取り出しツールがない方は、安全ピンで代替できるのでそちらで行いましょう。
格安SIMカードに差し替えたら、とうとう格安SIMで携帯を使用することができます。
MNP転出・転入には手数料がかかる
MNPでの乗り換えには、手数料がかかる場合が多いです。
解約する通信事業者と新規契約する通信事業者それぞれのサイトにて手数料の有無と金額を確認しましょう。
予約番号の有効期限、契約者情報に注意
MNP予約番号には有効期限があるので注意しましょう。
さらに申し込み先の通信事業者によっては、有効期限が10日から12日以上残っているものに限り、申し込み受付が可能になることもあったりします。
有効期限が残り少なくなっている場合は受付ができないことも多いので、あまり予定より早めに予約番号を取得しないようにしましょう。
また、移行前の契約者情報と移行先の契約者情報が同じでなければMNPはできません。なので同じ番号を家族(の契約)に引き継ぐことなどはできません。
格安SIMのメリット、デメリット
それぞれメリット、デメリットはあるのでよく理解した上で検討しましょう。
- 格安SIMのメリット
月額料金が安くなる | 大手キャリアと比較すると選択するプランによりますが、だいたい3分の1くらい |
---|---|
インターネット・通話の品質はキャリアと同じ | インターネット・通話の回線は、MVNOがdocomo、au、Softbankから借りて提供しているので、理論上は品質はほぼ大手キャリアと同じ。使用した感じ、時間帯によるのか若干遅くなることはありそう。 |
今の電話番号をそのまま引き継げる | MNP(番号そのままでのりかえ)に対応しており、大手キャリアで使用していた電話番号がそのまま使用できる |
最低利用期間が短い | 格安SIMは、大手キャリアのような「2年縛りや契約自動更新」がない事業者が多い。音声SIMの場合、多くのプランは最低利用期間が1年程度です。また、ほとんどのプランで契約の自動更新もないので、最低利用期間を過ぎればいつ解約しても違約金がない |
- 格安SIMのデメリット
実店舗が少ない | 携帯キャリアのように実店舗を運営している事業者が少ないため、相談やサポートは電話やメール。 |
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製品の保証がなくなる | 現在の端末をそのまま利用する場合、Apple社以外の製品は、携帯電話会社が提供している端末の保証がなくなり、メーカー保証のみ。Apple社の製品は、キャリア/格安SIM関係なくAppleのサポートが受けられます。 |
キャリアメールが利用できなくなる | 携帯電話キャリアの解約と同時に、キャリアメール(「~@docomo.ne.jp」「~@ezweb.ne.jp」「~@softbank.ne.jp」)が使えなくなります。多くの格安SIMユーザーはGmailやYahooメールなどのフリーメールを利用しています。 |
ぼくは、上記のメリットとデメリットを検証しましたが、どう考えてもメリットの方が大きく(むしろデメリットは取るに足らない程度)、さっさと格安SIMにしておけば携帯料金がかなり割安にできてたのにと後悔しています。
ただ、メリットの中に「インターネット・通話の品質はキャリアと同じ」がありますが、docomoと契約していた時と比べて、時間帯にもよるのかもしれませんが、若干画像や動画の読み込みが遅い感じがしています。
とはいえ、画像や動画の読み込みが少し遅くても特に困ることもないので、問題ないですね。
YouTubeやabemaTVなどの動画に関しては、読み込みが少し遅くても視聴自体は特に違和感なくできており、困っていません。
それよりもU-mobileに乗り換えたことで圧倒的に携帯料金が安くなるというメリットを甘受できています。
今すぐU-mobileに申し込む大手キャリアは解約期間があるが‥
大手キャリアは契約から2年経ってから契約満了月というものがあり、docomoだと2ヶ月間を解約期間としているので、この期間に解約しないと違約金が発生するという面倒なものがあります。
ぶっちゃけ、この契約期間を過ぎているからといって、次の解約期間を待つのはオススメできないです。
計算したらわかると思いますが、ぼくの場合は月々8,000円程度安くなっているわけで、違約金が1ヶ月の安くなった携帯料金とあまり変わらないわけだから、次の解約期間を待つのはコスパ悪いということになります。
U-mobile申し込み方法
U-mobileに申し込むをクリックすると

上記のページに飛ぶので、右上のお申し込みをクリックしましょう。
お申し込むをクリックすると

上記のページに移行するので、自分にあったプランを選択。
どのプランがあっているのか分からなければ
今の携帯料金がU-mobileへの移行で年間どれくらい安くなるか見てみる
をクリックして質問に答えましょう。最適のプランを診断してくれます。
プランが決まったら、そのプランをクリック。

webから新規でお申し込みをクリックしましょう。
プランによって出てくる画面が違いますが、やることは決まっていて
- U-mobile IDの取得
- MNP利用の選択
- クレジットカード情報登録
- 本人確認
になります。
U-mobile IDの取得

上記の必要事項を記載して、送信をクリック。
記載したメールアドレスにU-mobileからメールが来るので、メール内の指定のURLを24時間以内にクリックしてくださいというURLをクリックしたらU-mobile IDの登録は完了。
そのU-mobile IDにて、マイページからログインできるようになります。
MNPの利用の選択

利用規約の確認をすませると、上記の画面になるので、必要事項を埋めていきましょう。
MNPを利用する場合は、間違いのないようにMNP予約番号を記入しましょう。
SIMカードサイズ選択が出てきますが、自分の使用する携帯、SIMサイズでググればわかりますので、それを選択しましょう。
クレジットカード情報登録
利用するクレジットカード情報を登録しましょう。クレジットカードがないと申し込めないので注意してください。
本人確認
免許証などの本人確認書類を取り込んで送信して完了です。
必要事項を記入して申し込みを進め、本人確認をすませば申し込み完了となります。
格安SIM生活のスタート
上記の申し込みが終わったら、あとはSIMカードが届くのを待つだけです。
SIMカードが届いたら、今までのSIMカードと差し替えたその時から、格安SIM生活がスタートします。
今までより格段に携帯の通信費が安くなるので、浮いたお金で貯金したり、旅行したり、投資したり、またはジムに通ったりとできることがたくさんあると思います。
ぜひ格安SIMに乗り換えて浮いたお金を有効活用して、より良い生活を送りましょう。