こんにちは。タカオニイ(@takaoniey)です。
あの『Yahoo!ジオシティーズ』があと少しで閉鎖することが決定しています。
思えば『Yahoo!ジオシティーズ』は日本のインターネット黎明期を支えたサービスと言っても過言ではないでしょう。
感慨深いものがありますが、これも時代の流れなんでしょうね。
閉鎖に伴って2020年4月1日以降はホームページのデータを閲覧・ダウンロードができなりますので、今のうちにホームページ、ドメイン移行を行いましょう。
ジオシティーズ閉鎖
無料ホームページ作成サービスである『Yahoo!ジオシティーズ』が2019年3月31日をもってついにサービスを終了することになりました。
『Yahoo!ジオシティーズ』は1994年にアメリカで誕生し、1997年に日本法人ジオシティーズを設立。そして2000年からは現在のYahoo!ジオシティーズの名前で運営されています。
アメリカを始めとした世界各国で提供されていたジオシティーズは2009年にサービス終了。それ以降は日本のジオシティーズだけが運営されていましたが、とうとう日本のジオシティーズもサービス終了となります。
そして2019年3月31日12時より有料プランの解約処理が順次実施されることとなっています。
サービス終了の理由としては、採算面や今後システムを維持するためのテクノロジーに関する複数の課題などを総合的に判断した結果としており、これ以上の継続は難しいとのことです。
『Yahoo!ジオシティーズ』としては、サービス終了の案内ページ上で「インターネット上に残された多くの遺産や、現在も積み上げられている情報の蓄積が消えてしまうのはインターネットを愛するスタッフ一同としても残念な思いでいっぱいです」としており、代替サービスへの引っ越しにより1つでも多くのサイトが公開を継続してほしいとしています。
インターネットの歴史を語る上で欠かせないサービスの終了と、それに伴いインターネット上にある様々なデータが失われる可能性があることに対し、ツイッターでも悲しみの声が見受けられます。
(´д`)避難所はジオシティーズで、3月31日でサービス終了するので誰か受け皿作ってほしい…
何かの拍子に(´д`)editが消えたらそれまでなのは寂しいです— 機動戦艦艦長 ◆yuRIkagOzw (@rich_beatle) January 14, 2019
さよならジオシティーズに伴い
最低限の最低限のことはしたはずhttps://t.co/3El8Vb8VEk
↓
移転先https://t.co/e5ZkSW3UMs
カードワースシナリオ
酔っ払いを追っ払え 一週間 四龍山の魔物 魔界トーナメント
などの置き場所です— CardWirth TEAM EPIC 根本 (@nemoto5000) January 4, 2019
個人Flash黄金時代を後世まで形に残したくて、インフォレスト社からFlash大全って本を書いたんですけど(当時協力してくれた職人さん、マジサンクス!)絶版だし、編集部は解散してるし、電子書籍にもなりそうにないのが惜しまれる。ジオシティーズ無くなったらさらに作品が消えていく #平成ネット史
— karzusp (@karzusp) January 3, 2019
消えるジオシティーズから「コミケット鉄道サークル調査室」。https://t.co/3OYTHQdOwK
どのサークルがいつ頃から当選参加し、消えていったのか、その貴重な史料。
日鉄連が壁配置だった時期なんて、当事者たる俺自身も覚えていない。#平成ネット史— 企画屋(謹賀新年) (@team185) January 2, 2019
3月にYahooジオシティーズが終わったら、結構いろいろ消えちゃうんだろうなぁ…
— くりゅー (@kur_yu) January 2, 2019
ジオシティーズがこの3月末で消えちゃうのは本当に惜しいけど、今まであったのが逆にすごい、ありがとうだよ。
— 桃井はるこ Momoi Haruko☆UP DATE (@momoiktkr) January 2, 2019
サービス終了までのスケジュール

上記の通りです。
ホームページの表示は2019年3月31日までで、FTPによるデータダウンロードは2020年3月31日まで提供し、同日をもって全データが削除されます。そして2020年4月1日以降はホームページのデータを閲覧・ダウンロードができなりますので注意が必要です。
ホームページ・ドメイン移行
期日になると、ホームページを閲覧・更新することができなくなります。またジオシティーズで取得しているドメインも使用できなくなるので、注意しましょう。
詳しい移行方法は、希望と利用状況・プランに応じて変わってくるのでこちらからYahoo! JAPAN IDでログインして確認しましょう。
ドメイン移行方法
ドメインの移行とは、ドメインを登録・管理している業者を別のドメイン管理業者に移すこと。
ドメインの移行は以下のステップで行います。
ドメイン確認→コントロールパネルを書き換えてDNSの向き先を移行先に変更→ドメイン移行処理の準備→ドメインの移行処理を行う
→移行先ドメインサービスと契約する→移行の申し込みをする→Yahoo!ドメインを解約する
こちらからログインして手続きを行うことで、ホームページが非表示となる期間はなくなるようです。
おすすめサーバー紹介
移転先のおすすめサーバーを紹介します。
1.ロリポップ!

月額100円~選べる容量10GB/50GB/120GB/400GB!
- 月額100円の【エコノミープラン】は手軽に使える容量10GB!
- 月額250円~の【ライトプラン】はたっぷり使える容量50GB!
- 月額500円~の【スタンダードプラン】は大容量の120GB!
- 月額2,000円~の【エンタープライズプラン】は大規模サイトにも対応できる400GB!
2.エックスサーバー

エックスサーバーの特長
大容量30GB、月額1,000円〜!
- 1契約につき10個のWordPressの運用が可能!
- 独自ドメインを柔軟に活用できるDNSサーバー機能!
- メールアドレスの作成が可能!
エックスクラウドの特長
- 初期設定費用なし、月額500円(税抜)から、1ヶ月契約から利用可能!
- サイト規模に応じた7つのグレード!
3.スターサーバー
格安で主要な機能をそろえた月額126円の「エコノミー」から大規模サイトの運用が可能な月額4,000円の「ビジネスまで、 5つのプランからニーズに合ったものを選べます。
さいごに
日本のインターネット黎明期を支えたサービスがその幕を閉じることになりました。
スタッフのアナウンスでは、「インターネット上に残された多くの遺産や、現在も積み上げられている情報の蓄積が消えてしまうのはインターネットを愛するスタッフ一同としても残念な思いでいっぱい」との記載があります。
ユーザー数が当初から減少しているとはいえ、根強い利用者のいるサービスであり、運営としても厳しい決断であったのでしょう。
当時ホームページを作っていてそのままにしておいた、という方もいらっしゃるかもしれないですよね。当時の貴重なデータや情報などが消えてしまう前に、ダウンロード、サイトの移行をしっかり行っておきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。